ポルトの名物料理、タコ料理の有名店「カーサ・イネス(Casa Inês)」 − ポルトガル旅行

カーサ・イネス(Casa Inês)
ポルト|カーサ・イネス(Casa Inês)

「カーサ・イネス(Casa Inês)」は、ポルトの名物、タコ料理の有名店です。
近くには、ガイドブックにも掲載されている本店の「カーザ・アレイショ(Casa Aleixo)」があり、そちらは日本人のお客さんが多いようです。
リスボンから、ポルトに到着後、「ポルト=カンパニャン駅(Estação Ferroviária de Porto-Campanhã)」の近くにある、タコ料理の有名店「カーサ・イネス(Casa Inês)」に行ってみました。
ポルトガルのベストシーズン到来!2大都市リスボンとポルトをゆる〜く散歩シリーズ
今回は「カーサ・イネス(Casa Inês)」 です。

鉄道でリスボンからポルトへ移動「地下鉄+ポルトガル鉄道(Baixa-Chiado−Santa Apolónia−Campanhã)」 ポルトでは、ポルト発祥のB級グルメ「フランセジーニャ(Francesinha)」もお勧めです!!


「ポルト=カンパニャン駅」から歩いてお店へ移動

ポルト=カンパニャン駅(Estação Ferroviária de Porto-Campanhã)
ポルト=カンパニャン駅(Estação Ferroviária de Porto-Campanhã)
先程降り立った「ポルト=カンパニャン駅(Estação Ferroviária de Porto-Campanhã)」。
目指すお店は、ここから逆方向へ歩いて数分です。


Tv. de Miraflor
近くの商店では、道端に放置されているかのように売られてる「じゃがいも」 がありました。
「新じゃが」が20kgで4.99€ということですよね?


Tv. de Miraflor
小さな通りでは、地元の人達が寛いでいます。
この先を左に曲がります。


Rua de Miraflor
Rua de Miraflor
お店は、この通りの途中にあります。
見つけにくいとの前情報もあり、結構ゆっくりと歩いて行ったのですが、、、


Rua de Miraflor
Rua de Miraflor
結局、通りの端まで来てしまいました。
道、間違ったかなーと思い、ふと見上げると「カーサ・イネス(Casa Inês)」のタコの足がお洒落に描かれた看板が。

はーい!20メートル戻ります。


迷いながらもお店へ到着

カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
お店の正面。
どうやら看板が頭上にあるので、気づかずに通り過ぎていました。

ドアは2重になっています。
店内は中央に壁があり、2つの部屋に分かれていました。

1つ目の部屋には誰もおらず、、、「こんには」と2度ほど挨拶すると、
暫くして奥から店員さんがやって来て、奥の部屋へ案内されました。


店内の様子

カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
2つ目の部屋では、厨房の様子がうかがえます(厨房の右奥がトイレです)。
1つ目の部屋には、誰もいなかったので、ちょっと不安でしたが、こちらは3組ほどお客さんがいました。


カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
店内奥の様子。
棚の上には、最近は海外勢に押されて、海外ではあまりみかけない新しそうな日本製のテレビがあります。

先程歩いてきた通り「Rua de Miraflor」沿いの窓は大きく開け放ってあり、中央を洗濯バサミで留められたレースのカーテンが風にフワフワとしていました。

テーブルには「白い布のテーブルクロス」と「布のナプキン」。

店内は清潔感がありますが、アットホームな雰囲気です。


カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
ポルトに来て、初めての食事です。。
リスボンとは違い、メニューには「微発泡ワイン(ヴィーニョ・ヴェルデ)」9€がありました。

フレンドリーな店員さん曰く「ここに来る日本人は、ヴィーニョ・ヴェルデをよく飲む」とのこと。

※パンはサービスではなく1人0.5€です。


カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
店員さんに「日本人によくオススメしてる」と勧められて、前菜の盛り合わせ(3種類)10.0€を食べてみました。
こちらも日本人がよく訪れるお店のようです(日本のTVでも紹介されているので、その効果ですね)。



「南蛮漬け」の原型エスカベッシュ

カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
イワシの南蛮漬け「イワシのエスカベッシュ(Sardinhas de Escabeche)」です。
もともと日本の「南蛮漬け」は、マリネや「エスカベッシュ(Escabeche)」が原型とされているので、食べ慣れた味で、安心できます。


カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
「干しタラのコロッケと黒目豆(Bolinhos de Bacalhau com Feijão - Frade)」


カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
これは「アリェイラ(Alheira)」のコロッケ「Bolinhos de alheira」。
「アリェイラ(Alheira)」は、ポルトガルのソーセージで豚肉以外の肉やパンが入っているそうな。。。

ちょっと癖がありました。


名物の「タコ天ぷら」と「タコの炊き込みご飯」は1/2サイズがお勧め

 カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
お目当てのものができました。
お皿の大きさは、スプーンの大きさで想像してみてください。
2人で食べきれるか不安になりました。。。

これは「タコ天ぷら タコの炊き込みご飯付き(Filetes de Polvo Acompanhado com Arroz de Polvo )」15€と「魚の天ぷら タコの炊き込みご飯付き(Filetes de Pescada Acompanhado com Arroz de Polvo )」 14€をそれぞれ、1/2の量で注文したお皿です。
1/2の量で注文しないと、これで一人前ということですよね?


 カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
魚も十分大きいサイズ。。


 カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
こちらがタコ天。
タコ天は、噂どおり、かなり柔らかいです。

冷凍し細胞の壊れたタコを2時間以上茹でてから、揚げるそうで、、
個人的には日本のプリップリのタコ天の方が圧倒的に好きですが、ポルトの名物料理が体験できてよかった!!と思えます。


 カーサ・イネス(Casa Inês)
カーサ・イネス(Casa Inês)
タコの炊き込みご飯は、ご飯の硬さがちょうどよくて(食感は赤飯のようです)、味は濃すぎず、ずっと食べられます。


カーサ・イネス(Casa Inês)
デザートは「フルーツ・サラダ(Salada de Fruta)」3.5€


カーサ・イネス(Casa Inês)
食後のコーヒーは、1.0€。


カーサ・イネス(Casa Inês)
帰る時、1つ目の部屋はガラガラ。
料理場のおばちゃん達も、厨房のそばのテーブルを囲んで座り始め、お昼ご飯を食べる用意をしていました。


ホテルへ到着し、ポートワインを堪能!!

ポートワイン
お腹も一杯になり、荷物もあったのでお店から「ウーバー(Uber)」でホテルへ移動しました。

ホテルの近くに到着する頃、「ウーバー(Uber)」の運転手サンが「ホテル前のタクシーの所に駐車すると、ちょっとあれだから、少しホテルの先の所で降ろしてもいい??」と尋ねてきて、どこの街も「ウーバー(Uber)」問題があるのだなーと思いました。

ホテルではウェルカム・ドリンクに「ポートワイン」を貰いました。
せっかくポルトに来たのですが、この旅行で「ポートワイン」を飲んだのは、これが最初で最後でした。

この後、かつて貴族やブルジョアが好んだ通り「フローレス通り(R. das Flores)」に行ってみました。


【 Next 】フローレス通り(R. das Flores)に続く

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2017年7月


カーサ・イネス(Casa Inês)
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