ワイン貯蔵庫跡を改装した複合施設「アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)」 − バスク地方とバルセロナ旅行
November 19, 2018
「アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)」は、ビルバオにある複合施設です。
元はバスク人建築家の「リカルド・バスティダ(Ricardo Bastida)」によって設計され、1909年にワイン貯蔵庫として開館したそうですが、スーパードライホールのあのオブジェでも有名なデザイナー「フィリップ・スタルク(Philippe Starck)」により改装され、2010年に複合施設となりました。
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今回は「アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)」 です。
以前の建物の名前は「アルオンディガ・ビルバオ(Alhóndiga Bilbao)」でしたが現在は元ビルバオ市長の名「イニャキ・アスクナ・ウレタ(Iñaki Azkuna Urreta)」に因んで「アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)」と変更されたそうです。
リカルド・バスティダ(Ricardo Bastida)の作品
・Casa Cuna
・ アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)
・Casa Lezama-Leguizamón
・Casa Cuna
・ アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)
・Casa Lezama-Leguizamón
アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)の外観

正面は、お城のような雰囲気。
その後ろに、現代的なガラスの建物が見えます。


正面入口には、ドアがなく、入ってみました。
入口手前から、タイルが敷き詰められて、なんだか入りやすい。。
アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)の内部

内部に入ると、天井が高く、
3つのレンガの建物で、構成されています。
その建物を支えている、様々なデザインの43本の柱が個性的です。
これらはイタリアのステージ・デザイナー「ロレンツォ・バラルディ(Lorenzo Baraldi)」によって装飾されたそうです。
建物を支える、個性的な43の柱も必見!!

建物の下は、天井が低く、少し薄暗いですが、それほど圧迫感は感じませんでした。
左の柱は「ルネッサンス( Renaissance)」
素材は「レッチェ・ストーン(Lecce Stone)」と呼ばれる石灰岩です。

こちらは「バロック(Baroque)」。
素材はこちらも石灰岩の「レッチェ・ストーン(Lecce Stone)」です。
大理石、木、テラコッタ、ブロンズ、セメント、レンガ等、それぞれの柱は、色々な素材で作られています。


入口付近には、レンガだけでなく、ガラス張りの建物もあります。

建物の中は、ガラス張りなので、本当に内部が見えます。
ここは、スポーツジム・図書館・映画館・バル・レストランからなる複合施設なので、時間があればもっと楽しめそうですね。
プールを見上げる不思議な空間は必見!

中央にある2つのレンガの壁の建物の間を見上げると、実はプールが見えます。

よくよく見ると、人が泳いでいますね。

内部から、出入り口付近を見ると、こんな感じです。
外からは、古い印象を受けた建物も、内側からは近代的な感じ。

敷地内には噴水もありました。
この後、ビルバオの町中の建物Map「On Foot」をもらいにツーリストオフィス「Oficina de Turismo de Bilbao」に行ってみました。
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2018年4月
アスクナ・セントロア(Azkuna Zentroa)
Web: | https://www.azkunazentroa.eus/az/ingl/home |
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