グラシア通りに建つ「カサ・ミラ(Casa Milà)」でカタラン・ヴォールトを堪能 - バルセロナ旅行
「カサ・ミラ(Casa Milà)」は、 「グラシア通り(Passeig de Gràcia)」沿いに建つ
有名な世界遺産です。
高級アパートとして建築され、当初は不人気だったようですが、デザインや立地を考えても、今住んでいる人達が羨ましいです。
2014〜2015年年越しヨーロッパ旅行(18泊21日+おまけ)シリーズ
今回は「カサ・ミラ(Casa Milà)」です。
「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」の見学後、思いつきでやってきましたので、チケットは予約せず、とりあえず「グラシア通り」を北上し、様子を伺いに行ってみました。
カサ・バトリョ(Casa Batlló)
HAPPY TRAVELER: ガウディの世界が広がる、骨の家「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」を見物- バルセロナ旅行
カサ・ミラ(Casa Milà)のチケット購入
入口付近(写真建物右側)にも行列がなく、チケット売り場(画面右側)へ行き、チケット購入、簡単な手荷物検査の後、あっさりと入場できました。
数日前にカサ・ミラカサ・ミラ(Casa Milà)にクリスマスの飾りがお目見えしました。
2015年春頃まで予定していた修復工事が終わったとのこと。
予定より早く!!なので行列がなかったのか。。。どうかは未だにわかりません。
正面から建物を見ても、縦にまっすぐ柱がありませんね。
1階
柱のスペース以外は窓で、日差しが良く入りそうです。
こんなところで、日常生活が繰り広げられているとは想像し難いです。
玄関の天井にも使用されている、同じような淡い色が綺麗です。
玄関は馬車や車が入れるような大きさです。
天井の淡い色合いが綺麗でした。
近づいてみると絵が描かれています。
※地下には駐車場もあります。
エレベータへ続く通路も直線ではありません。
最初にエレベーターで屋上へ
左奥のエレベーターで最初に屋上に登ります。
屋上
階段が続くので
すこし移動しづらいです。
こう見ると、屋上はかなりの高低差があります。
奥にサグラダ・ファミリアが見えます。
左のオブジェ、火星人みたいです。
屋上は階段と変なオブジェばかり。
一部は階段のある建物、一部は換気口です。
この辺りの茶色のオブジェは、「兜をつけたローマ兵」をイメージしたものらしいです。
![カサ・ミラ(Casa Milà) 四本腕の十字架 カサ・ミラ(Casa Milà) 四本腕の十字架](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiny5FwRV2-mR3iZTefjL6YklYmv_csd8-baUHgLBunZDn_eXtWqVNOLa87w1d0g7F9kJnA9dygKcHishy9CePocqdFDIVCb9Gjsvtqbzts2LJ1NeIwBML2GGU-Tj2a8bOamiBovnMjXbDq/s1600/DSC00313.jpg)
「兜をつけたローマ兵」と寄り添っているようで可愛いです。
この「四本腕の十字架」 はカサ・バトリョ(Casa Batlló)の屋上にもあります。
カサ・バトリョ(Casa Batlló)
HAPPY TRAVELER: ガウディの世界が広がる、骨の家「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」を見物- バルセロナ旅行
カサ・ミラ(Casa Milà)からグラシア通り(Passeig de Gràcia)を望む
遮るものがなく、広々とした通りがよく見えます。カタラン・ヴォールト
![カサ・ミラ(Casa Milà) カタラン・ヴォールト カサ・ミラ(Casa Milà) カタラン・ヴォールト](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhwudN0FTjyEdcRvK86uEA7RFbwdspY-7GvOCDSY4SN3y9SWvxQv4Y6la_6T6394DfT78OB29dUeK-a2mja3ihmQ9R6wVjjkpAT0kkXcWrhsaQktnrsd7otq3_L-2lYx94fEgr4Y0gjl-1k/s1600/DSC07171.jpg)
屋上より1階下の階に来ました。
カサ・ミラの屋上は、この「カタラン・ヴォールト」というレンガ構造の屋根裏で支えられているようです。
レンガの構造を見上げているところです。
どこから積み上げたらこのようになるのでしょうか。
模型の上の天井も同じレンガの構造の素敵なカテナリーアーチです。
このアーチ、もちろん「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」の屋根裏にもあります。
※「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」の内部見学の様子はこちら。
こちら側はいつも見慣れた感じです。
裏側はやはり波打っていますが、表が奇抜なせいか、意外に普通の思えます。
模型をみると、先ほどのレンガ部分の構造がわかりやすいです。
奥にはガウティの作品も展示されています。
住居部分
通路も直線がありません。
床は見覚えのある模様、グラシア通り(Passeig de Gràcia)の歩道のタイルと同じ模様です。
もともとガウディがデザインしたタイルを、グラシア通り(Passeig de Gràcia)で使用しているようです。
その後も数部屋見学することができます。
ここもタイルは六角形です。
壁が斜めなので、右に行くほど狭そうです。。
毎朝、窓辺にこの「鉄の手すり」が見えると、「カサ・ミラ(Casa Milà)」に住んでいる実感が湧きそうです。
こちらはシンプル、実用的のようです。
床は、三角形が連なる寄木張りです。
![カサ・ミラ(Casa Milà) 階段 カサ・ミラ(Casa Milà) 階段](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgAv8Q9wyGn72R8DyeWHTED4A6EWxvA4x5DJkF5MhQDr35aWCOGwVVLKqJmJ6Avla8T6t6acBCIRBs_a2l5qzBQ6cdmhCBd3ejSbRxAeNVErRSZ4Mfqt0VnOCszX2CbkoTDXZUeqQ4or87R/s1600/DSC07201.jpg)
手すりは、やはり波打っていました。
この後、夜は、地元の人と観光客でごった返す1929年創業の名物バル「エル・シャンパニエット(El Xampanyet)」で遅めの軽いお昼を食べました。
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2014年12月
カサ・ミラ(Casa Milà)
Web: | https://www.lapedrera.com/ |
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メモ: | ルータ・デル・モデルニスモ(RUTA DEL MODERNISME)の 割引チケットを購入すると、見学料金が20%OFFになります。 |