桜並木が綺麗な「ジャパニーズアメリカン・ヒストリカルプラザ(Japanese American Historical Plaza)」の散歩 − ポートランド旅行
「ジャパニーズアメリカン・ヒストリカルプラザ(Japanese American Historical Plaza)」は、ポートランドにおける日系アメリカ人の歴史(第二次世界大戦中に、内陸収容所に強制送還された等)を後世に伝えるため造られた場所です。
設計は、様々な賞を受賞されている造園家「ロバート・ムラセ(Robert Murase)」さん。
3月には桜並木が綺麗とのことで、せっかくなので行ってみました。
クラフトビールとコーヒー三昧!!ポートランド旅行シリーズ
今回は「ジャパニーズアメリカン・ヒストリカルプラザ(Japanese American Historical Plaza)」 です。
かろうじて、枝に桜の花がありました。
桜の木とバーンサイド橋(Burnside Bridge)。
ウィラメット川(Willamette River)沿いから
一本入った小径には
13の石碑とともに桜並木が続きます。
桜並木と石碑。
ジャパニーズアメリカン・ヒストリカルプラザ(Japanese American Historical Plaza)の道路向かいには、素敵なゴシック様式の建物ビッケル・ブロック・ビル(Bickel Block Building)が。。
Justus Krumbeinによる設計(1883年)で、キャンディー製造業者のフレデリック・ビッケル(Frederick Bickel)が最初のオーナーでした。
ちなみに、この建物の前の通りは、日系アメリカ人のビル内藤(Bill Naito)にちなんで、内藤パークウェイ(Naito Parkway)という名前になっています。
フレデリック・ビッケル(Frederick Bickel)
ポートランドで最初の菓子屋を開業したドイツ人移民フランク・ディーカム(Frank Dekum)のビジネスパートナーで、その後2人ともダウンタウンの不動産開発の投資を行ったそうです。
ポートランドで最初の菓子屋を開業したドイツ人移民フランク・ディーカム(Frank Dekum)のビジネスパートナーで、その後2人ともダウンタウンの不動産開発の投資を行ったそうです。
有名な白鹿の看板(White Stag Sign)のある建物は
1907年完成のWhite Stag building(Hirsch-Weis building)です。
White Stag building(Hirsch-Weis building)
この建物はHirsch兄弟とパートナーのWeisが経営するテント等の工場兼倉庫でしたが、スキーチームに所属していたHirschの息子さんが工場の片隅でスキー衣料をつくりはじめ、社名をそれぞれのドイツ語の名前(WeisとHirsch)を英語に翻訳した白鹿(White Stag)として経営、業績が拡大し、1957年から看板に白鹿(White Stag)が登場するようになったそうです。
バーンサイド橋(Burnside Bridge)建設の際に
この建物は左(南)正面側が削られ
正面入口が東に移動し、4階建てから5階建てに改修されたそうです。
この建物はHirsch兄弟とパートナーのWeisが経営するテント等の工場兼倉庫でしたが、スキーチームに所属していたHirschの息子さんが工場の片隅でスキー衣料をつくりはじめ、社名をそれぞれのドイツ語の名前(WeisとHirsch)を英語に翻訳した白鹿(White Stag)として経営、業績が拡大し、1957年から看板に白鹿(White Stag)が登場するようになったそうです。
バーンサイド橋(Burnside Bridge)建設の際に
この建物は左(南)正面側が削られ
正面入口が東に移動し、4階建てから5階建てに改修されたそうです。
こちらは、大規模な改修工事が行われ、2つの建物を繋ぎあわせて大学が利用しているとのこと。
バーンサイド橋(Burnside Bridge)からは
桜と「スティール橋(Steel Bridge)」が見えます。
スティール橋(Steel Bridge)
アメリカの昇開橋としては100年以上と最古の橋。
アメリカの昇開橋としては100年以上と最古の橋。
この後、ポートランドのシンボルである「白鹿の看板(White Stag Sign)」を間近に観に行きました。
【 Next 】白鹿の看板(White Stag Sign)に続く
HAPPY TRAVELER: 地元の人にも愛されているポートランドの象徴「白鹿の看板(White Stag Sign)」 − ポートランド旅行
【 Back 】クラフトビールとコーヒー三昧!!ポートランド旅行シリーズに戻る
2016年3月
コメント
コメントを投稿